「説得」と「操作」の唯一の違い

説得の心理技術 (著者:デイブ・ラクハニ)

「説得」と「操作・洗脳」の違いは何か
考えたことがありますか?

両方とも相手を自分の思ったように
動いてもらうことに変わりはありません。

であれば、もし操作の方が強力なら、
操作をした方がいいのでしょうか?

この問題に取り組んだのが
アメリカ屈指の「説得術」のエキスパート
デイブ・ラクハニです。

彼は9年間にわたるカルト教団での実体験をもとに
説得と操作・洗脳の違いを研究してきました。

そして、その違いをこう結論づけました。

「操作はいずれ必ず失敗するが、
本物の説得は永続的な結果をもたらす」と。

つまり、操作は片方の人間だけが
恩恵を受けるのに対し、

説得は双方の人間が合意に達し、
恩恵を受けられるので、

説得は操作よりも継続した
関係を築くことができるのですね。

しかし、一方でラクハニは
「それ以外に大きな違いはない」
とも言います。

つまり、

双方が恩恵を受けられるのであれば
操作や洗脳のテクニックは
人を説得する際に大きな効果を発揮するのです。

では、どうすれば操作や洗脳のテクニックを
実際のビジネスや生活の説得の場面で
活用することができるのでしょうか?

それは、、、

説得の心理技術 (著者:デイブ・ラクハニ)

「オバマ大統領から盗むべき技」

社員を動かす社長のカリスマ仕事術 (著者:マイケル・マスターソン)

「yes!we can!」
でお馴染みの
オバマ米国大統領が

先日「米国全体のCO2排出量を
2030年までに32%削減する」
と発表しました。

昨年からIKEAやアマゾンなどの
巨大企業が火力発電所ではなく、風力発電所を
整備していたのはそういう事情があったようです。

このように、米国のリーダーとして
オバマ大統領のもつ発言力や影響力は
計り知れないものがあります。

ただ彼は、実は大統領になる前から
優れたリーダーに必要な”あるもの”を
持ち合わせていました。

それは、「スピーチ力」です。

成功するリーダーは、一対一でも
小グループでも、大勢の前で
堂々と話ができます。

スピーチが成功する要因は
しばしば知識やカリスマ性だとされますが、
良いスピーチをする戦略は大きく2つです。

・自分が熟知していることを内発的に話す
・事前に入念に調査、準備したことを話す

どちらの場合も、成功の秘密は
「何か役立つことを話す」
ということです。

熟知していることがないのであれば、
直接調査を行い、見直しを重ねて、
何か役立つものを見つけるしかありません。

本当に良いスピーチをするためには
1分のスピーチをするために、その準備に
10分はかけないといけないと言われています。

それをしなければ、おそらく聴衆も
あなた自身もずさんなスピーチに
失望してしまうでしょう。

しかし実行すれば、

「優れたアイデアを持ち、
解決策を考え出せる人間だ」
「この人についていこう」

と思わせることができるはずです。

このような、優れたリーダーとなるために
やるべきことというのは、優れた先人たちが
教えてくれています。

そのガイドブックとも言えるのが
今回ご紹介する新刊本、
『社員を動かす社長のカリスマ仕事術』なんです。

もしあなたが、今よりももっと社員から
「この人についていこう」と思われて、
リーダーシップを発揮したいと願うのでしたら、

ぜひ本書を手にとってみてください。

社員を動かす社長のカリスマ仕事術 (著者:マイケル・マスターソン)