「説得」と「操作・洗脳」の違いは何か
考えたことがありますか?
両方とも相手を自分の思ったように
動いてもらうことに変わりはありません。
であれば、もし操作の方が強力なら、
操作をした方がいいのでしょうか?
この問題に取り組んだのが
アメリカ屈指の「説得術」のエキスパート
デイブ・ラクハニです。
彼は9年間にわたるカルト教団での実体験をもとに
説得と操作・洗脳の違いを研究してきました。
そして、その違いをこう結論づけました。
「操作はいずれ必ず失敗するが、
本物の説得は永続的な結果をもたらす」と。
つまり、操作は片方の人間だけが
恩恵を受けるのに対し、
説得は双方の人間が合意に達し、
恩恵を受けられるので、
説得は操作よりも継続した
関係を築くことができるのですね。
しかし、一方でラクハニは
「それ以外に大きな違いはない」
とも言います。
つまり、
双方が恩恵を受けられるのであれば
操作や洗脳のテクニックは
人を説得する際に大きな効果を発揮するのです。
では、どうすれば操作や洗脳のテクニックを
実際のビジネスや生活の説得の場面で
活用することができるのでしょうか?